東洋医学では、鼻がつまることを鼻塞(びそく)、鼻窒(びちく)、と言います。

東急田園都市線.世田谷線「三軒茶屋駅」徒歩3分の三茶はりきゅう院では、鼻塞や鼻窒の治療を行っております。

 

鼻詰まりに対する当院の施術

 

まずは、自律神経測定器を使い自律神経のバランスを把握しながら治療を組み立てていきます。

自律神経が乱れている状態が続くと免疫力低下に繋がり、粘膜が炎症しやすく鼻詰まりにもなりやすくなります。免疫力をアップを目指し鍼やお灸で整えていきます。

鼻の周りには鼻詰まりを解消する特効穴があります。鍼で刺激を入れる事で鼻通りを良くさせていきます。

後頭部から頸部、肩背部にかけてのコリをとっていく事で鼻の通りが良くなることがあります。

その他冷えなども鼻詰まりには大敵。普段から肩まわりは温めるようにお伝えしています。

 

 

鼻詰まりの東洋医学的な考え

 

・風熱(外感病)

寒い季節は、暖房などによる気温の上昇が風熱の邪を受けやすくなります。風熱の邪が肺に侵入すると肺の機能である宣発.粛降が失調し、鼻竅不利となり鼻孔を塞ぐと鼻つまりが起きます。

咽頭痛や口腔の渇き、粘着性の鼻汁などが特徴的です。

 

・脾気虚.肺気虚(内感病)

慢性的な咳や気の不足により肺気の損傷や脾気虚によって気血が化生できないと肺が滋養できず津液が輸布できなくなる事で鼻がつまります。

脾の気が虚すると運化機能は低下し、気血の生成機能は低下します。消化不良や食欲不振、清陽不昇によって眩暈がおきる事もあります。

気虚により防御作用が低下する事で外邪の影響をうけやすくなります。

 

 

鼻詰まりを和らげるには…

 

・普段から鼻呼吸を意識する

脾気虚.肺気虚の方は、鼻からの呼吸を意識しましょう。鼻呼吸で肺の気を補います。

 

・熱を生む食事に気をつける

揚げ物、甘い物、アルコール、スパイシーな調味料などは体内に湿熱を内生する原因になり、脾の気を損傷させる原因にもなります。

脾の気が虚弱な為に運化機能低下する事で食後に腹脹が強い出ることもあります。

バランス良く脾の負担にならないお食事を目指しましょう。

 

・身体を冷やさない

冬場や夏場のクーラーなどで首肩が冷えている方も多いと思います。ネックウォーマーなどを活用し首元を冷やさないように心がけましょう。

 

 

鼻詰まりとは？

 

鼻粘膜におけるⅠ型アレルギーはアレルギー反応が出た結果として神経や血管などに障害が生じます。

アレルギーになる物質(抗原)が吸入されると抗原提示細胞に貪食されます。

肥満細胞からヒスタミン、ロイコトリエンを主とする化学伝達物質が遊離され

ヒスタミンやロイコトリエン(伝達物質)は、血管の透過性を亢進させ静脈を拡張し、鼻粘膜腫脹(鼻詰まり)を生じさせます。

アレルギーの関与が認められない場所は、血管運化性鼻炎の可能性もあります。

アレルギー性鼻炎(通年通して)をお持ちの方は、

随伴症状として気管支喘息、アトピー性皮膚炎、眼アレルギーなどを発症する事が多いです。

 

鼻詰まりの原因

 

鼻の中は鼻腔といわれ、鼻中隔によって左右に分けられています。左右に分けられている空間に骨が3つ張り出し、その空間を上から上鼻道、中鼻道、下鼻道といいます。

鼻腔の壁には毛細血管が豊富にある粘膜で覆われている為、その血管が炎症してしまうと簡単に腫れて鼻づまりを起こします。

粘膜の表面は細かい毛が生えており、粘膜から分泌される粘液と共に外から侵入してきた微生物や細菌・ウィルスを吸収や除去する役割があります。また、外気温が低い場合吸った空気がそのままの温度で体内に入ると体温を下げてしまうので鼻腔には吸った空気を温めたり、加湿する機能も備わっています。

鼻には臭いを識別機能も備わっており、鼻腔上部にある嗅細胞はにおいの情報を脳に伝達する重要な役割があります。そのため鼻腔上部が鼻汁などで覆われてしまうとにおいを脳に伝達する機能が弱まり、においを感知しにくくなるのです。

 

変動性(一過性)の鼻詰まりは、血管運化性鼻炎、アレルギー性鼻炎、急激な温度変化などが考えられます。

固定性(持続性)の鼻詰まりは、腫瘍、肥厚性鼻炎(鼻中隔湾曲症)、慢性副鼻腔炎などがあり、手術適応とされるためまずは耳鼻科などの専門医の受診をおすすめ致します。

 

鼻詰まりでお困りの方、

お気軽にご相談ください。

東洋医学の視点で、症状に合わせたオーダーメイドの施術であなたの鼻詰まりを全力でサポート致します。

まずはお電話またはお問い合わせフォームからご連絡ください。

 

 

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