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PMS(月経前症候群)

PMSとは、月経前に感じる多種多様な症状の事で月経が始まると消失するものを指します。
PMSに対する当院の施術
自律神経には交感神経と副交感神経があり、どちらか片方のバランスが崩れる事で不定愁訴と言われる多種多様な症状が出る事があります。
月経前に感じるイライラ感、倦怠感、睡眠障害、むくみ、抑うつ状態など多彩な症状には、まず身体の巡りを良くさせ自律神経系を調節していきます。身体の筋緊張を緩和し、症状を軽減させていきます。
また首.肩.背中の筋肉も過緊張している方が多く、首や肩の筋緊張緩和を目的に鍼施術をおこないます。
PMSの東洋医学的な考え
月経前症候群は、「肝鬱気滞」や「痰火」である事が多いと考えます。
治療経穴は、血に関係する三陰交穴や腹部、仙骨部などの経穴を使用します。
*肝鬱気滞
月経前は五臓六腑の「脾」や「腎」の固摂作用が強く働く事で「肝」の疏泄機能が失調しやすくなります。抑鬱感やイライラなど症状がでやすくなり「肝鬱気滞」という証になります。
乳房や胸脇部の脹痛などが見られやすいです。
*痰火
気滞証が長引くと鬱結し火が生じる事があります。火が津液にいくと痰を生じ、この痰が「心」に影響を及ぼすと心神の異常になり、不安や不眠、頭痛などの症状が現れます。
PMSを緩和させるには?
PMS緩和の為に摂取したい栄養素としては、
1.マグネシウム
2.タンパク質
3.オメガ9系3系
4.鉄分
筋肉を和らげる作用のあるマグネシウム、セロトニンを合成するのにも必要な栄養素です。
ホルモンの材料となるタンパク質は血液の材料でもあり、身体に鉄を吸収させるのに必要です。
オメガ9系はオリーブオイルやごま油、アボカドなどで継続的に摂取する事で生理痛が軽減されます。オメガ3系はエゴマ油や亜麻仁油、魚の油(DHA.EPA)などで、魚の油は身体の炎症を抑える役割もあり、心の病気も抑えると言われています。9系と同じく生理痛を軽減させます。
セロトニンの材料となるトリプトファン、ビタミンB6、炭水化物なども必要な栄養素です。糖質を摂取するとセロトニンは分泌しやすくなります。
月経前に甘いものが欲しくなるのはPMS期間にセロトニン低下が影響しているからと考えられます。
アルコールやタバコの過剰摂取はPMSを悪化させる要因の1つになる為、なるべく控えるようにしましょう。
PMSとは?
月経前症候群といい、月経前10日前後の黄体期(後期)に現れる多種多様(精神的.身体的)な症状で月経が始まると消失します。月経が始まっても継続される場合は月経困難症となります。
子宮に栄養(血)が集中する事で他の部位に栄養(血)がまわらず、様々な症状が起こると考えられています
PMSの原因
月経前のホルモンが関係していると考えられています。
卵胞期(増殖期)は1つの卵胞が発育.成熟し、排卵できる状態までの期間。黄体期(分泌期)は排卵し月経が始まるまでの期間で、この時期はセロトニン(幸せホルモン)は低下すると言われおり、イライラや不安感、攻撃性が増したり、満腹感を得られず過食になる方が多いです。
セロトニン分泌を促進させるには、朝10時を目処に朝日をしっかり浴びる事。セロトニンが分泌されていれば、夜にメラトニン(睡眠ホルモン)も分泌されやすくなり入眠もしやすくなります。
月経期間中は日中の強い光を浴びる事で体内時計が乱れやすくなると言われており、日中に起こる強い眠気の原因になります。
月経が始まったら日中は、光を少し気にしながら生活していくと睡眠問題は少し軽減されるかもしれません。
三茶はりきゅう院 内田
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